トキヤルート Independenceネタバレ感想2
ネタバレを含みます。ご注意ください。
めちゃくちゃ期間があいてしまいました!ごめんなさい
3期に興奮し、OPのHAYATOに舞い上がって何百回も見てました・・・
アニメに関してはまた別の記事で触れようかと思います。
さて、トキヤルートIndependenceのネタバレ感想後篇です。
前篇はこちらになりますが、9.5割HAYATOの話です。
第2章
春歌はROTの打ち合わせ現場に遭遇します。
イメージチェンジした新商品をPRするCMですが、そこに採用されたROT組の設定はこうです。
嶺二:明るくお調子者な長男
トキヤ:クールでしっかり者の次男
音也:元気でムードメーカーな末っ子
そのまんま
なんて思いつきやすい設定でしょう。けれど、こんなCMが放送されている世界なら行きたい。動くスタリやカルナイがTVで毎日のように観れるなんて幸せでしょうね・・・
さて、このありきたりな設定に意見を出したのがトキヤです。珍しい。新しい商品かつイメージチェンジを図るならROTの設定も変えた方がいい、と言うのですがクライアントさんはこのままでいきたいようで、結局意見は通りませんでした。クライアントと別れたのち、嶺二音也トキヤと春歌は別室でお話をします。
しかし、トキヤが企画に意見するなんておそらく今までないことですよね。
嶺二はできる子なのでしっかりとそれに気づいていて(勿論音也もできる子なのですが)おいしい方へ話を持っていってくれます。この人は色んな人のルートでいい働きしてくれますよね
「安全、真面目がモットーのトッキーが冒険なんてやっぱり珍しいな~」
「いつもだったら、れいちゃんか俺がこうしよう!ってアドリブ入れたりすると逆に叱られるもんね。どうしたの?何かあった?」
嶺二と音也がトキヤに問いかけます。それにしても安全、真面目がモットーってまるで工事現場の標語のようですね。
工事現場のおじさんが被るヘルメットにはよく安全・安心と書いてありますし、柵には健康第一って・・・あれ、やっぱりトキヤさん工事現場ですかね(?)
「やだなぁ、おとやん。野暮なこと聞いちゃって~。ニブニブ~」
「トッキーが影響されるなんてそんなの決まってるじゃない」
オネエみたいな嶺二がトキヤと春歌にちょっかいをかけます。
「なになに~?教えてよ、れいちゃん!」
「そ、れ、は~!ずばり・・・」
「音楽です!」
おっ?春ちゃん?いやいや、えっ?ここは恋とかそういうのじゃないのかな・・・
嶺二と音也のやり取りの間には、春歌の心情描写があるのですが、
寿先輩のおっしゃる通り、一ノ瀬さんが影響されるほど刺激を受けることは決まっている。
なんて確信気味に言ってました。・・・本当にそれ以外の答えを考えていないようです。ここの春歌には乙女ゲーによくある照れ隠しなんてもの存在してません。鈍感ちゃん・・・。これを受けてトキヤが続きます
「えぇ、そうです。次の楽曲では新しい試みをと考えているので、そこから影響を受けたんですよ」
「えぇ、そうです。」の部分が明らかに動揺を隠しきれていない(笑)どうやらトキヤは意識していたようで、思わず笑ってしまうシーンでした。
次の現場があるのでとトキヤは2人に告げ、少し音楽についての話があると春歌を部屋から連れ出します。そしてトキヤが向かった先はレコーディングルーム
「あの・・・一ノ瀬さん?次の現場へ向かうんじゃなかったんですか?」
「さっきのあれは口実です。安心してください。この後はオフです」
だろうな!
これをプレイした方の多くはおそらくお前の行動が読めてたよ!と思いましたが、それでも嬉しいのが私たちです・・・レコーディングルームは防音だから色々都合よさそうだなと思います。
どうでもいいですが、レコーディングルームの扉を閉めるときの音が好きです。
春歌の頬に手を添え、嶺二たちから根掘り葉掘り聞かれるのが面倒だと思ったからというトキヤ
「それに君の顔を見たら歌を歌いたくなってしまった」
あ~そういうことね。トキヤは人一倍音楽に熱い気持ちを抱いているのでスイッチが入ったのですね。きっと新曲の話をして、嶺二と音也に期待された分、余計クオリティの高いものを追求したくなってきたのでしょう。十分に評価されているにもかかわらず、血のにじむような練習を重ね、おごらずストイックに上を目指す彼が好きです。
「あとは久しぶりにふたりきりになりたかったというのも正直あります」
・・・別のスイッチも入っていたようですが。
しかし、トキヤがこうしてストレートに感情を伝えるようになったのも1つの変化ではないかと思います。音楽を通じて惹かれあった彼らは言葉以外で感情を伝える手段をもっているので、これからもきっとそうして2人のやり方で歩んでいくのでしょう。
「胸の内にずっと秘めていた激情。本能のままの旋律を叫んでみたい。」
「自分がこうありたいと思う自分を見せたい。素顔をさらけ出してみたいんです。この音楽で」
Independenceには今のトキヤに秘められた熱い思いと願望があったのですね。
う~ん、そう思ってみると歌詞の見方も変わってきますね。らしくなきゃダメですか?やホントの自分はどこに?の部分なんて色々詰まっているんだろうなって思います。
さて、2人は夢中で音を重ね、気づけば深夜となっていました。帰り道、トキヤは顔を隠すこともなく夜景の見える通りを2人並んで歩きます。
「実を言うと、君とこうやって、ごく普通のデートがしてみたかったんです」
この台詞、なんだかすごく好きです。トキヤも普通の男の子だ!って実感出来る気がします。一方、春歌はアイドルとしてのトキヤが一番輝いていて好きなのに、ごく普通の恋人としてのトキヤも願うのはおこがましいのでは・・・と思っていたようで、そんな気持ちを申し訳なく思い、俯いてしまいました。トキヤは春歌の顔をのぞき込み、こう言います
「私はそんなに良い子ではありませんよ?」
そして、春歌をぎゅっと抱きしめ、
「場所なんて関係ない。理性で邪魔をするなら、感情ですべてをふさいで差し上げましょう」
そう言ってキスするのですが、ここの吐息が・・・!言葉で表現しきれないほどの色気です。あとトキヤの場合、キスの前に「んっ」って入るんですが、何なのですかね??大好きです。
夜道でイチャイチャするなんて・・・おそらく某パイセンが一度カメラに撮られたことを知るプリンセスの方々にとってはヒヤヒヤものなのですが、今回は尺的な意味でその可能性が低いと自分に言い聞かせて、このシーンを堪能しました。あれめっちゃトラウマなんですよね・・・
「私はもっと高みを目指したいんです。アイドルとして多くの人々に夢を与えたい」
「そして君の恋人としては、世界中の誰よりも君を愛したい」
そう言って春歌とトキヤは2人で共に歩んでいくことを再確認し、第二章が終わります。
春歌はトキヤの音楽に対する姿勢を尊敬し、成長しています。一方トキヤは春歌の音楽があったから、自分の殻を破り新しい道へ進む決意ができました。
2人だからこそここまで来ることができ、それはこれからも変わりないのでしょう。
第3章
レインボールートは兎に角甘いに尽きるのですが、今回のトキヤルート関しては何といいますか、こっちが照れちゃうほどにデレたトキヤが見れます。
夜、曲の進行度合いを見るためにトキヤが春歌の部屋を訪れるのですが、曲を聴き終わるとすぐ帰ってしまおうとします。少し寂しく思った春歌は
「いち・・・」
と咄嗟に呼びかけます。それを絶対に聞き逃さないトキヤ
「ん、どうしました?」
「あ・・・っ、いえ・・・」
「私に何か言いたいことがあるんじゃないですか?」
確信犯です
ここで一番好感度の上がる選択「一緒にいてください」を選ぶと「ありがとうございます」と言われます。まさかのお礼(笑)
「同じ気持ちだと知りたくて試してしまった。キミの口から聞きたかった。そして、求められたかった」
こう言われてしまうと、もう~仕方ないな~って感じで許してしまいます。
・・・が!個人的におススメなのは好感度の一番低い選択肢「おやすみなさい」
。展開が本当に可愛いのです。
「全く・・・君という人は。男心がわかっていませんね。私だって、引き止めて欲しい時があるんですよ?」
「あの・・・次からは気を付けます」
一ノ瀬さんは笑いながら満足そうにうなずいた。
満足そうにうなずいた!なんだこの子!彼女に引き止めてもらって満足そうにうなずく彼氏がクールなアイドルですって!!なんと罪な男でしょう・・・
第3章のトキヤは色んな意味で止まるところを知りません。この数日後、トキヤと春歌は早朝にウォーキングをすることになるのですが、慣れていない春歌はかなり疲れてしまいます。そこでトキヤがかけた言葉が
「帰ったらマッサージをしてあげますよ」
それは!トキヤが!したいだけ!!
ウォーキングを終え春歌の家に帰ると、有言実行な男一ノ瀬トキヤは春歌の脚を持ち上げソファの上でマッサージを始めます。
「朝の運動に付き合ってもらったお礼です。受け取ってください」
本当にお礼だけでしょうか?あれ、お礼だけなら・・・お礼されることでもないけど・・・と思わせてくるのがトキヤの恐ろしいところです。
「力を抜いてください。うまく出来ません」
「すみません・・・。あまり慣れていなくて」
「大丈夫です。わたしに任せてください。優しくしますから」
「・・・っ」
「ほら、だんだん心地よくなってきたでしょう?痛くありませんか?」
なんだこれ
私はこの台詞をASASから忠実に打っています。句読点も忠実です。何も手を加えていないのですが・・・なんかあかん!!!トキヤはムッツリさんだと思っていましたが、もうムッツリが私にはわからなくなってきました・・・・ムッツリってなんだっけムッツリムッツリ・・・
さて、3章の最後はトキヤのライブで締めくくりです。生のトキヤ見るの初めてだ~というファンの方の声に、思わずプリライの記憶が蘇りました。
幸運なことにセンター席、それも伸びた花道の一番先頭部分のすぐ横からIndependenceのパフォーマンスを見たのですが、あまりの衝撃に放心して棒立ちでした・・・きっとトキヤのライブを見たファンの心情は私と同じような感覚なのでしょう。
サプライズとして新曲を発表する前にトキヤは客席に呼びかけます
「みなさんがイメージする私、私がイメージする私、きっとそれは様々で色んな私がいるのでしょう」
「でも私は常に変わって行きたいと思っています。1つのイメージにとらわれることなく、その時のありのままの自分を映し出したい」
「そしてその姿をみなさんにも見てほしい。それはみなさんの抱いていたイメージと違うと驚かれるかも知れません」
「でも、イメージが変わっても、私が私でなくなるわけではありません。どれも私なのですから」
「ですから、変化を恐れず自信をもって前に進みたいと思います」
これ、Independenceが発表された時トキヤの曲じゃないと思った人にこそ聞いてほしい言葉だと思います。あとから幾らでも言えるかもしれないことですが、トキヤがこう発言したことに意味があると思います。
勿論ライブは大成功に終わり、第3章が幕を閉じます。
続いてのエピローグでは翌日のオフに春歌の部屋で感想を話し合うことになりました。今をときめくカリスマスーパーアイドル一ノ瀬トキヤとしてTVでも取り上げられ、それを見て照れ気味なトキヤと微笑む春歌・・・何とも素敵な時間ですが、春歌はあることに気づきます。トキヤが尋ねますが春歌はもったいぶったように少し笑うだけ・・・
「春歌・・・。教えなさい。ふたりの間に隠し事はいけません」
どうしましょう・・・。本当に指摘してしまってもいいのでしょうか。
そういって少し戸惑う春歌。何を言うのかこちらもソワソワします・・・。躊躇したようですが、もうはぐらかせそうにないのでと思いきっていうことにしたようです。
「あの・・・寝癖がついています!それもすごく大胆な感じに」
「なっ!?」
いやホント「なっ!?」って感じです。カリスマスーパーアイドル一ノ瀬トキヤの寝癖ですって・・・?
彼は髪型に強いこだわりがあって、毎朝完璧にセットしていると聞いています。という春歌。普段ならしないミス(?)を見れるのって恋人の特権ですよね・・・うらやましく感じます。
結局、直すのが難しい位置ということもあり春歌がトキヤの寝癖を直すことになりました。うらやましい!!
「これでも私はカリスマスーパーアイドルですか?」
「せっかくのオフだというのに、寝癖を愛する女性に直してもらうような男ですよ?」
「全く持って格好が悪い・・・」
不本意だったようでうじうじしちゃう一ノ瀬さん・・・春歌がトキヤに応えます
「・・・そうですね。いまはちょっと違うかもしれません」
「!!」
春ちゃんおこですか??一ノ瀬さんまさかの答えにびびります
「ははは・・・ですよね。油断しすぎました」
ほらぁ・・・一ノ瀬さんショック受けちゃった
「いまはカリスマスーパーアイドルじゃなくて、カリスマスーパー恋人さんです!」
はいはい!
トキ春はどこまでもトキ春ちゃんでした。とても可愛いです!春ちゃんには弱いトキヤがすごくすごく可愛い・・・
安心したトキヤは笑顔でこう言います。
「君の声、君の笑顔・・・その存在全てが、私を支えてくれる」
こんな風に言える存在ができてよかった・・・何があってもトキヤを支えてくれる春歌がいることでもっともっと頑張れるんでしょうね!恋って偉大
「・・・そばに居てくれてありがとう」
私、この言葉で泣きました・・・HAYATO時代があって、たくさんの壁を乗り越えて、こうして新しい自分をさらけ出し素直に感謝の言葉が言えるようになったなんて・・・。
言葉がなくても、近くにいなくても魂のレベルでつながっている・・・これからもお互いを尊敬し高め合い共に歩めるトキ春をずっと見守っていきたいな、と思えるお話でした。
長くなりましたが、これにてトキヤルートのネタバレ感想を終わりたいと思います。今回は恋愛Bルートの感想になりました。ちなみにAルートは好感度が一定より低い場合に入るのですが、正直Bルートより甘いのではないでしょうか・・・。機会があればAルートの感想も書いていければと思います。
あっ、あとHAYATO様ファンがいらっしゃいましたら是非私とお友達になってください。3期のOPについても語りましょう・・・!お付き合いありがとうございました。