トキヤルート Independenceネタバレ感想1
ネタバレを含みます。ご注意ください。
唐突ですが、すべてをご覧の通り私はHAYATO様が好きです。そして、HAYATOであったトキヤが好きです。HAYATO様なくしてトキヤは「トキヤ」たることができないとさえ思っています。彼らを切り離して考えることはできない・・・。
なのに、ここ数年公式からのHAYATOグッズのお知らせが皆無です。シングル、アルバムの発売情報は待てど暮らせど出てくることなく、過去グッズのレートは異常。
砂月や薫に関しても言えますが、もっと稼げる方法があるはずですよブ○ッコリーさん!!!
語りだすと今回の記事はHAYATOの話だけで終わる自信しかありません。気を引き締めてトキヤルートの感想に入ります。
1章
「おはやっほ~!HAYATOだよんっ!」
・・・さて、前置きでお話した通り、私はHAYATOに飢えています。
この1章、開始からこの台詞です。思わずPSPを頭上に掲げ天に祈りを捧げました。おぉ神よ・・・こんな恵まれていいのでしょうか。現世においてHAYATOファンは「扱われない」ことに慣れてしまいましたのでトキヤが『HAYATO』と口にするだけで1年生き延びます。とてもしぶといぞ!
ところが、今回はなんとHAYATO様自身が話したのです。おそらく今後何があってもこのゲームは私にとって100点満点です。リピート・デビューに引き続き、これで糧が増えました。また生き延びてやる~
「恋の悩みはウキウキエンジェルにお任せだよん!『ウキウキハッピー♪メロメロメロ~ン☆』が魔法の合い言葉!」
さいっこうに何言ってるかわかりませんが、とても可愛い。今回、HAYATOは番組内で主演映画の宣伝を行っているそうです。人差し指をくるくる回し、カメラに向かってピースサインをするHAYATO・・・めっちゃ可愛いよ・・・。そんなHAYATOを見て番組の司会者が続けます
「おお~、これはこれは・・・・・・。ゴキゲンなセリフとポーズですね」
「メロメロメロンはセリフじゃなくて恋の魔法なんだぞ☆さぁ~、みんなも一緒に~メロメロメロ~ン☆」
「あはは、ごめんね。エンジェル君」
・・・司会者引いてますか?大丈夫ですか?スタジオの空気が心配です。
しかしここはプロ、司会者さんは最後にPRを兼ねてTVの前の皆さんが夢中になる魔法の言葉を言うように促します。もうすでに夢中なんですけどね~。春歌と共にワクワクしながら待っていると・・・
「キミはボクのラブリーエンジェル!
キミの笑顔にボクのハートはウルトラミラクルメロメロメロンだぞっ☆」
メロメロメロンです!!!!!最高!!とびっきりの笑顔でした(想像)
なんと幸せなひと時でしょうか・・・。
さて、なぜこのような場面が流れるかと言うと、春歌がトキヤと共に過去映像の鑑賞会をしていたからのようです。トキヤの立場に立つと大変複雑な状況です・・・
春歌がHAYATO様に感謝していると告げると、トキヤは
「でも君がそう言ってくれるとHAYATOを否定していた過去の自分を素直に受け入れることが出来る気がします。」
「HAYATOだって私の一部であることには変わりない。」
そう語ります。私はこの時点ですでに泣いているので冷静さのかけらもありませんが、憧れのアイドルが恋人になりそして目の前でHAYATOを語る・・・そんな様子を黙って受け入れることのできる春歌の強靭なメンタルに感服しました。
さて、そろそろTV消しませんか?というトキヤに春歌はまだまだ見たいものがあると抵抗します。私も見たい!ここで春歌の心境として
わたしや、HAYATO様を応援していた大勢のファンのみなさんにとって、彼の存在は今でも輝いているのです。
という文章がでてくるのですが、まさにその通りです。まるで春歌がこちら側の気持ちを代弁してくれているようでとても嬉しかった・・・。
でもHAYATO様は一ノ瀬さんで・・・。という春歌にトキヤはこう言います。
「では・・・君を困らせる質問をしてみましょうか」
「もし、私かHAYATOのどちらかに迫られたらどうします?」
で、でたー!!!!!
これは大変da!もしここでHAYATOを選べばHAYATOルートが待っている可能性があるかもしれない・・・そんな期待を抱きながら、私は選択肢の表示を待ちました
Select The Phrase!
「選べません」
「一ノ瀬さん」
「わかりません」
わからんことない!!!
ちょーっとHAYATO様与えられたからって多くを望んだ私が愚かでした。まさか2択なのに選択肢が1択だと思いませんでした。思わずクイックセーブも忘れ、本音で「選べません」を押しました
「選べません。どちらも大切です。それにHAYATO様は一ノ瀬さんの中にいますから。」
春ちゃんよくぞ言った。このルートの春歌のセリフには共感できることがとても多いです。やはりHAYATO好きだからでしょうか・・・
「でもそれは裏を返せば、どちらも選びたいということですよね?」
なんということでしょう。トキヤにも私の言いたいことがばれています。
うろたえる春歌を目の前にトキヤが言います。
「キミのことが大好きだから・・・ボクを選んでほしいなっ☆」
?!?!
こ、これは夢でしょうか。まさかの事態に動揺でPSP落としました。ただでさえ冷静さを欠いているのに・・・さぁHAYATOルート待ったなし。トキヤは間髪入れず
「いけませんよ。君は私の恋人ですから。私だけを見ていてください」
と春歌に告げます。
1人2役をして、少し意地悪をしてしまいましたね。と言うトキヤですが、全国のHAYATO様好きプリンセスの命を危険に晒した自覚はあるのでしょうか。
ところで先ほどのHAYATO様の台詞ですが、「キミのことが―」と言う前に少し間があるのです。少し音声を大きくして聞いてみてください。
一瞬、微笑んだような息遣いが聞こえます
そして改めて息を吸って「キミのことが―」という台詞が始まります。トキヤからHAYATOへと変化した瞬間がまるで実際見ているかのようにわかるのです。
宮野さん・・・(感涙)プリライでのトークに引き続き、HAYATO様をしっかりと意識して演じてくださっているのがわかります。
話は進み、春歌は見違えるように成長したけれどその心は純粋で素直なまま・・・心のままに生きているところが好きだとトキヤは言います。一方、春歌自身もトキヤにたくさん助けられてきたと言い、結局お互い様ですねと微笑みあいます。これより先のシーンからは今まで以上に温かくて幸せな雰囲気がたくさん伝わってきました。
お互いドキドキしながら触れ合い、トキヤが春歌の頬にキスした後、幸せいっぱいの声で「幸せ・・・」と言うのですがその声のなんと優しいこと!君と初めて出会ったときにそんな声が聴けるだなんて思っていなかったよ私は・・・
こうして2人で気持ちを確かめ合いながら、2人の休日は終わりに近づきます。
その夜、予定通り新たな曲の打ち合わせをすることになりました。あの、あの曲が
ここで生まれます。
次のソロ曲として挙げた数多くの候補曲の中で、春歌が1番挑戦したという曲が「independence」まさかトキヤ自身が今までの流れと違ったこの曲を選ぶと思っていなかったようで春歌は驚いていました。しかし、トキヤ曰く
「だからこそ、この曲を選んだんです。新しい自分を見つけ出せる気がする」
「私自身が気づかずにいる別の一面を見つけ出したい」
この曲が発表された時、私自身は称賛の声と共に「トキヤの曲じゃない」「中の人の歌じゃないの」という言葉を多く耳にした覚えがあります。正直な話、最初は私もかなりチャレンジだな~と思っていました。
でも、あの慎重派なトキヤ自身が自らの意思で新たな可能性に挑戦したいと考え歌った曲だというエピソードを知ると、曲に対するイメージも変わる気がします。また、中の人贔屓の個人的意見ですが、あの歌い方は中の人の歌い方ではないような。
キャラの成長を実際に感じながら作品を追いかけていけるって幸せなことだなと思います。
トキヤは春歌に、曲を作った時のイメージを一言で表してほしいと言います。そこで春歌が答えた言葉が「エモーショナル」・・・トキヤの中に秘められた熱い感情を歌で表現しやすいように作曲したとのことです。
お互いがお互いを高く評価しあい、その期待に応えるためにもさらに高みを目指す・・・素晴らしい関係性だと思います。この2人は努力を惜しまず、たとえ壁にぶつかっても挫けることなく、足りないところを補い合う力があるのだろうと思います。
しかし決して初めからそんな関係だったわけではなく、トキヤも春歌も各々成長してきた結果であって、2人が頑張らないとこうはならなかったのではないでしょうか。
正直目に見えていましたが、気を引き締めきれずHAYATOについて語りすぎたので、トキヤルートの感想も分割させていただきたいと思います。HAYATOが出てくるなんて思ってなかった・・・発売前、友人からも諦めなよと失笑されていたのですが、現実になった今、声を大にして言いたい。
HAYATO様の時代はこれからだ!